2011年7月31日

茶寮 宝泉

ひとつ前の日記に書いた,いいちょでラーメンを食べた後は,
食後のデザートということで茶寮 宝泉に行ってきました.
食べログでもかなりの高評価を得ていて,わらびもちを扱っているお店です.

いいちょから自転車で東に行くこと数分,
道路をはさんだ向こう側に京都中央信用金庫の支店が見えたところで南に進んでいく.
完全に住宅地ですが,その一角に茶寮 宝泉はありました.
駐車場もあったのですが,あの辺の住宅地は一方通行だらけなので,
車で行くのは非常に大変そう・・・

北大路通から少しだけ入っただけなのに,かなり落ち着いた雰囲気を醸し出しているお店でした.
建物自体は100年以上の歴史があるみたいですが,お店として使われ始めたのは,
8年ほど前とまだ比較的新しい印象のあるお店です.

座敷の中に3人掛けの机がいくつかあって,好きなところに座れる感じ.
団体さん向けのお部屋もあるみたいでした.

僕が頼んだのは,わらび餅(950円)と抹茶(420円).
わらび餅は注文があってから作り始めるらしく,注文から15分ぐらいかかりました.
その間に丹波黒豆のお菓子と出される.美味しい・・・
さらに友人二人が頼んだ水ようかんと,今月の和菓子である清滝というお菓子が出てくる.
両方とも一口づつ頂きました.

清滝は見た目が青色or水色なお菓子で,どんな味がするのか想像がつきませんでしたが,
若干豆をつぶして砂糖などを使って味付けて,青色に着色して固めた感じかなぁと.
食べた自分でもどんな味か説明することはできませんでしたw

水ようかんは本当水ようかんでした.
今まで食べてきた水ようかんとは一体何だったのか・・・
スプーンですくって,口に入れるまではスーパーとかで売ってる水ようかんと同じ感じでしたが,
口に入れた瞬間水のように溶ける.だから水ようかんというのかと勝手に納得.
ここの水ようかんにはまってしまったら,他の水ようかんは食べられませんね。。。

そして,わらび餅と抹茶が出てくる.

以前老松という嵐山にある高級わらびもちを食べた時の知識があったおかげで,
本当のわらび餅は黒い,スーパーで売っている透明なのは安物だ!という認識があるので,
黒いわらび餅というだけで身構えてしまいますねw
5個で1000円なので,単純に考えても,ここのわらび餅一個がスーパーのわらび餅2パックに相当しますからね.

肝心の味.
黒蜜がついてきていますが,わらび餅自体に味がつけられているということで,そのまま頂く.
こういうのを上品な味っていうんですね,っていう味.自分の言葉じゃ説明できないw
触感は本当にやわらかい餅でした.なかなか噛み切れないですが,嫌な感じの噛み切れなさじゃない.
甘くておいしかったです.
抹茶は,凄い飲みやすかったのですが,個人的な好みとして,もっと苦い方が嬉しかったかなぁと.
でも苦い抹茶=安物というあれがあるので,そういう意味では良い抹茶でした.

後は庭園を見ながらマッタリしゃべりながら時間を過ごす.

嵐山とか鞍馬などまで行かなくても,僕の家からなら気軽に「和」を堪能できる良いお店でした.
いい感じに癒される感じ.
駐車場もあったので,今度両親が京都に遊びに来たら是非連れて行きたいですね.

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